Activity

活動報告

2025年11月23日~11月29日 活動報告|すずき英敬

2025.12.01

23日、尾崎行雄氏の生誕地である相模原市で開かれたパネルディスカッションに参加

「人生の本舞台は常に将来にあり」。これは「憲政の神様」「議会政治の父」と言われた尾崎行雄(咢堂)の言葉。尾崎咢堂氏は、伊勢市を中心とする選挙区から連続25回在位63年。現在は小選挙区制になりましたから全くそのままではありませんが、私はその伊勢を中心とする選挙区から選出していただいてます。東京市長時代には、ワシントン・ポトマック河畔に3000本の桜を寄贈。今も交流が続き、日米友好の象徴の1つになっています。

その尾崎行雄氏の生誕地である相模原市で開かれたパネルディスカッションに参加。皆さんと共に、現在の政治課題から尾崎行雄氏の功績について思いをはせました。

この日午前中は、多気町で活動。素晴らしい晴天のもと「多気町おいない祭」にお邪魔しました。多気町の食、人、素晴らしい魅力がいっぱいのイベントでした。会場には、あのドクターイエローを形どった巨大プラレールも!久保多気町長、松浦県議とともに。

24日、伊勢市でご挨拶まわりと街頭活動

「伊勢春慶」。江戸時代や明治期に全国に流通した伊勢発祥の漆器。その復活・再生のために取り組んでいる「伊勢春慶の会」が20周年を迎え、記念展示をされていましたので、お邪魔しました。アクセサリーやボール型食器など、時代の変化に合わせた新たな取組もたくさんなされていました。

このほか、24日午前は、伊勢市でご挨拶まわりと街頭活動。

午後は、岐阜市へ。局長代理をつとめる党女性局の東海ブロック会議に、山本さちこ局長、西野だいすけ広報部長、三重県連女性局のみなさんとともに参加。初の女性総裁のもとでの党勢拡大について意見を交わしました。

25日、事務局次長をつとめる水産総合調査会に出席

高市総理とトランプ大統領による電話会談が行われ、節目や柔軟なタイミングで連携することは信頼関係が構築されてきている証左だと思います。

25日は、朝一は医療政策研究会に参加。診療報酬改定に向けて意見交換。

続けて、事務局次長をつとめる水産総合調査会に出席し、水産庁関連の補正予算について政府から聴取するとともに、広島県東部などで発生している牡蠣のへい死への対応について議論。

この日は、主に税制改正、経済対策に伴う補正予算、台湾関連、ネットメディア局関連などについて、関係省庁や業界団体等の方々との意見交換が続きました。

スチュワート・ワッツ政務担当公使はじめ在日オーストラリア大使館の皆様が事務所にお越しいただき、安全保障政策や外国人による土地・住宅取得規制等について幅広く意見交換。極めて有意義でした。

26日、初の党首討論

26日、初の党首討論。高市総理はご自身の考えや決意を的確にわかりやすくお伝えいただきました。税制改正に向けた議論が活発化。税制調査会で総務部会長として発言。テクノロジーやライフスタイルの変化に伴って制度を不断に改善していかねばなりません。本来地方に入るはずの税収が東京の税収になっているような構造になっているものもあります。

例えば、インターネットバンキングの拡大により、預貯金の利子にかかる「利子割」という税が、本来それを活用した方の住所地の自治体に税収として帰属するはずのものが、現状はインターネットバンキングサービスを行っている企業の本社がある東京の税収として多く入ってしまっている実態があります。東京の人口シェアは11%である一方、利子割の税収シェアは41%。

インターネットバンキングが拡大する前は、住んでいる家の近くの銀行で口座を開設し、そこに預けている預貯金の利子に対してはその地で税が納められていましたが、今やスマホで口座を開設したり、インターネットバンキングの活用が進んでいます。引き続き都市と地方の税収の偏在是正や適正化に向けてしっかり取り組んでいきます。

夕方は、衆議院当選同期で同じ三重県選出の川崎秀人代議士のセミナーでご挨拶。デジタル政策の専門家として大活躍してくれています。

朝一は、治安・テロ・サイバー調査会でサイバー犯罪について議論。

蒋介石氏のひ孫である蒋萬安さんが市長をつとめる台北市の幹部であり、蒋市長と20年来の友人であり側近の愈さんが訪問してくれました。外交や少子化対策などについて意見交換。若い世代で政治を変えていく思いを一にしました。

全国市議会議長会国会対策委員会の皆様が、地方議会におけるなり手不足対策、地方財源の確保等についてご要望をいただきました。

こどもDX勉強会にも出席し、保育現場におけるデジタル活用について意見交換しました。総務部会関係役員会で、来年度予算に向けた議論。

リハビリテーションを考える議員連盟にも出席し、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の3療法士の持続的賃上げに向けて決議を行いました。

27日、安全保障と土地法制に関するPT、出入国・在留管理の適正化に関するPT

外国人政策本部の議論が本格化。27日は、安全保障と土地法制に関するPT、出入国・在留管理の適正化に関するPTが始動。本部事務局長としてしっかり議論に臨んでまいります。この日は、総務部会長としての公務が連続。1つは、税制調査会で、現在の東京一極集中を踏まえ、都市と地方の税源の偏在是正について具体的な措置を早期に行うべき主張。2つ目は、政治制度改革本部(加藤勝信本部長)との合同会議で、政治資金の透明化に関する法案の審議。3つ目は、今回の経済対策に伴う補正予算における地方交付税を手当てするための法改正について審議。更に、総務委員会では理事として、NHKの決算について審議。

夕方は、事務局長をつとめるデジタル社会推進本部役員会で補正予算案について審議。午後は本会議にも出席。

28日、安全保障に関する勉強会

28日、朝一は、安全保障に関する勉強会。中国の軍事力増強に関する状況等について。自民党は法案を国会提出する前に、政調審議会・総務会という機関で、各部会で審査した内容を、部会長が説明し、了承を得る必要があります。この日は、総務部会長として、経済対策の補正予算に伴う地方交付税法改正案や政治資金関連法案等について説明。

昼は、この度幹事に就任した自民党専修学校等振興議員連盟に出席。介護・理美容など地域を専門技術で支える人材を育成する専門学校を応援する議員連盟です。

その後、遺家族協議会にて日本遺族会から予算編成にあたって、語り部事業の拡充等の要望を聴取。

政調全体会議では、来年度の予算編成の基本方針について議論。私からは、3点述べました。

1点目は、地方財源の確保。

2点目は、近年補正予算の規模が大きくなっていることが常態化しており、当初予算でしっかり計上していく本来の姿になるべく戻していくことが重要であり、それらは民間や地方の予見可能性や計画的な事業執行・人材確保に資すること。

3点目は、給付付き税額控除の制度設計の議論などもスタートする中で、給付のためのシステムなど、制度ができあがってから、迅速に給付するためのシステムを設計せよと言われても、データ連携含めて効率的なものはできないため、制度設計と同時並行的にシステムやデータ連携のあり方、必要な関連制度の整備、もっとも効率的で迅速なシステムの設計を進めることが重要であることなどを述べました。

29日、伊勢市内で地元活動

大分市佐賀関における火災が10日間続きましたが、28日に半島側の鎮火に至り安堵しました。一日でも早く住民の皆様が普段の生活に戻れるよう、引き続き県・市、政府の取組を後押ししてまいります。この地は、漁港を臨み、道が狭く、木造住宅が密集し、空き家も増加しており、また高齢化率が高まっている地域です。昨日も私の地元地域の消防団関係者の方と話した際に、他人事と全く思えないとのお声もありました。今後、消防を所管する総務部会長としても、国内で同様の課題がある地域に対する消防機能や予防の取組の強化も含め、しっかり取り組んでまいります。

29日は、伊勢市内で地元活動。歯医者さんだった建物をリノベーションして、アートの要素を取り入れた「伊勢宮町ホテル」を視察。来年からのお木曳に向けてベストポジションの立地で、地域の飲食店等も巻き込んだ素晴らしい取組に感銘を受けました。

伊勢地区歯科医師会長とは、人口減少に伴う、歯科の無医地域が生じてくる課題について意見交換させていただきました。

また、この日は、食品関連の企業や店舗に多くお邪魔しましたが、いずれも猛暑の影響や原材料の高騰や価格転嫁の課題などをお聞きしましたが、そのような状況の中でも、みなさん本当に前向きな取組をどんどんされており、頭の下がる思いです。

伊勢にUターンしてきて全国に向けたデザインの仕事をされてる方にもお話をお聞きしました。

お昼は、三重県建築士協会伊勢支部の皆様とお好み焼き。午前中は応急危険度判定の訓練を伊勢市と行ってくださっていたそうです。

事務所には、宮川用水土地改良区のみなさんが要望にお越しいただきました。

伊勢市小俣でミニ集会と街頭活動もさせていただきました。

地域のみなさんの取組をしっかり応援していきます。

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