Activity

活動報告

4月29日、伊勢市で地元活動|すずき英敬

2025.04.29

29日、伊勢市で地元活動。河崎交差点で街頭活動後、青ネギ農家の方と意見交換。収穫もさせていただき、そして、ごま油などをからめた青ネギでたまごかけご飯!感動的にうまい!そして、なんと、この農家さんの青ネギは、伊勢のソウルフードであり、もちろん観光客からも大人気である「餃子の美鈴」で使われています!僕も「餃子の美鈴」の大ファン。ですので、とっても嬉しかったです。

娘さんで3代目の青ネギ農家。一緒に来てくれた小学4年生の男子も青ネギ農家を継ぎたいと言ってくれていました。現在、行政による支援は新規就農へのものが多く、後継者向けが少ないので、それらの充実などが課題という御意見もお聞きしました。また、この数年で、肥料や機械、畑の畝に張るビニール(石油製品)などの生産にかかる経費が倍になっている中、価格転嫁の難しさもおっしゃっておられました。

その後、コメ農家とJAや役場の農業担当の方々との意見交換。現在の米価格の高騰については、30年ほど前の価格がずっと下がり続け、令和3年頃が底で、直近は急激であるものの、30年ほど前の価格レベルに戻ったという推移をお聞きしました。しかしながら、資材、機械、肥料など生産にかかる経費が倍以上になっている上に、そもそも米需要の減少、世帯あたりの消費量の減少などもある中、生産を持続可能にしていくための政策のあり方について意見交換しました。

また、現在の米価高騰や不足については、詳細はあえて控えますが、実態把握方法における課題もあるのではないかとの指摘もいただきましたので、持ち帰って、しっかり議論してみたいと思います。

夕方は、米国の関税措置の真珠業界への影響聞き取りに覚田真珠さんへ。山本さちこ政務官とともに。現在、米国関税当局の対応ぶりも統一されていない部分もあるとのことで、物流を担う大手業者を含め、混乱している部分があり、様子見や商流停止のような状況。他方、近年、中国マーケットだけではなく、米国マーケットも増やせる可能性が出てきていたところ、関税により需要が減退した場合は、資金繰り、市場の多様性などに影響がでかねないとのこと。

また、こういう時だからこそ、粗悪品が流通しないような、認証や検査・分析のあり方も検討していく必要性などについても意見交換しました。

午後一には、三重県理学療法士会の皆様とも意見交換。災害時における理学療法士の活用による災害関連死を減らすこと、災害時の自治体との協定の有無による費用弁償のあり方などについてご意見をいただくとともに、三重県で特に少ない心臓リハビリテーション指導士の育成、三重県は子供のケガ発生率が全国的にみて高いことから、予防のための学校現場での理学療法士の活用、地域包括支援センターへの理学療法士の配置、40年変わっていない資格法の改正など、ご意見をいただきましたので、しっかり取り組んでいきたいと思います。

  • SHARE
  • facebook
  • LINE
  • X/旧Twitter