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活動報告2026.08.24




17日からオーストラリア政府からの招請による日豪若手政治家交流プログラムの超党派の代表団の一員としてオーストラリアを訪問。1992年から続く本プログラムは今回で20回目の節目。
初日朝にシドニーに入りました。まずは、オーストラリア選挙管理委員会を訪問し、オーストラリアの選挙制度について説明を受けた後に意見交換。
オーストラリアは義務投票なので90%以上の投票率。日本の衆議院にあたる下院は定員150名で、150の選挙区から1名ずつ選出。ただし、人口で均等割りするので、ものすごい広い面積の選挙区も存在します。
投票環境の確保のプレゼンがあったので、私も提出者として先の特別国会で成立した公職選挙法等の改正の附則において、在外インターネット投票の制度設計を検討する旨が盛り込まれたことを踏まえ、オーストラリアも義務投票であるし、そのような類似の議論があるか尋ねたところ、サイバーセキュリティ等の課題があることから、現時点では立法府における議論が起こっているということはないとのこと。我が国としても、しっかり課題を抽出しながら議論を進めていきたいと思います。
続いて、シドニー市を訪問。市長の代理である市議会議員と意見交換。約20年前に大規模な市民へのパブリックヒアリングを行い、それをもとに公共交通、歩行者優先のルール、都市公園などについて政策を進めているとのこと。
その後、在シドニー総領事館の方々との意見交換を行い、首都キャンベラに移動。首都キャンベラでは、鈴木駐オーストラリア日本大使からのブリーフィングと懇親。
我が国における安全保障上のオーストラリアの重要性のみならず、オーストラリアの対中政策、移民政策、人口が増加し続けることが見込まれる中で、エネルギーや資源だけではない新たな日本にとってのチャンスやプレゼンス発揮のあり方、人口比における日本語学習者が世界一多いこと、ポピュリズム政党の台頭など政党の状況、など極めて有意義な意見交換となりました。
残り2日間キャンベラで過ごし、最終日はパースに移動する予定です。日豪関係の強化に向けて議員外交においてもしっかり役割を果たしていきたいと思います。








オーストラリア訪問2日目。安倍元総理を慰霊するための碑が建立されているキャンベラ奈良公園で献花させていただきました。改めて哀悼の誠を捧げます。碑を建立していただいたオーストラリア関係者の皆様にも改めて感謝申し上げます。
オーストラリア戦争記念館では、第1次世界大戦以降の戦禍に倒れた人々を慰霊するための施設があり、代表団で献花を行いました。廊下には亡くなられた方々の名前が刻まれ、慰霊のための一輪の赤い花がつけられていました。これら両施設には、同じタイミングで訪豪されていた小泉防衛大臣も献花され、タイミングが合いましたので、代表団と写真撮影をしていただきました。
この日は、オーストラリアのインテリジェンス機関であるオーストラリア保安情報機構(ASIO)のマイク・バージェス長官と面談。
オーストラリアにおける外国からの干渉や影響工作に関する法制度や運用含めた意見交換。詳細は控えますが極めて有意義でした。
先日我が国で創設された国家情報局との連携の強化についても意見交換しましたので、その具現化と合わせて、先日自民党でも提言した外国干渉に関する法整備にしっかり活かしていきたいと思います。
7月15日に首相府に創設されたばかりのオーストラリアにおけるAI政策を横断的に推進するAI局のトップと意見交換。
政府横断の体制を構築するため、今後どんどん体制を拡充するとのこと。我が国のAI政策についても高い関心を持っておられましたので、デジタル社会推進本部事務局長として、これまでの取組をご紹介しました。
先方からも高い関心が示された、AIの安全性評価や基準や手法について取り組む両国のAISIにおける連携強化にも取り組んでいきたいと思います。
外務貿易省の円卓会議では、太平洋島嶼国との連携、海底ケーブルに関する両国の連携、AUKUS、防衛産業、エネルギー、重要鉱物、対中政策等について意見交換。
そして、そのオーストラリア側のリーダーが奥様が日本人で、しかもなんと、私の選挙区である尾鷲市の出身!ツーショット写真の方です。「写真(私のポスター)も見ましたよ!お会いするのを楽しみにしてました。」と最初に声掛けしてくださいました。めちゃくちゃ嬉しかったですね。
この日は、これらの他、与党である労働党本部、野党である自由党本部、12歳から25歳の若者支援を行うヘッドスペースを訪問しました。










オーストラリア政府招請による超党派代表団(人選は各党)での訪問3日目。この日は終日首都キャンベラの国会議事堂内。
上院・下院両方のクエスチョンタイムを傍聴。上院では我々代表団を議長から紹介していただく。議員の質問が2分か1分か30秒、答弁が1分か30秒で、極めて時間厳守で、テンポよく展開。
他方、上院では、野党等からヤジや不規則発言も時々あり、議長から「Order!Order!(静粛に/秩序を守りなさい)」と厳格に求める場面もありました。議事堂の売店に売っていた歴代議長に関する本が「Order!Order!」というタイトルになっていたので、議会の名物なのかもしれません。
貿易大臣を兼ねる上院の与党重鎮のドン・ファレル議員との面談では、CPTPP拡大に向けた日豪協力、LNGや重要鉱物開発等に関する意見交換。
安全保障政策の専門家で現在「影の国防大臣」である野党ジェームス・パターソン上院議員との面談では、我が国でも法制度が必要な外国干渉や影響力工作に関するオーストラリアの現状、サイバーセキュリティ対策における日豪協力、対中政策について極めて有意義な議論。
昼は、日本をはじめ国際活動を行うオーストラリア政治交流評議会に所属する議員で、日本にプログラムでの派遣経験のある議員らといわゆる議員食堂で昼食懇談。
リーダーをつとめるブロックマン上院議員から、私が15日に誕生日を迎えたので、サプライズでお祝いのデザートを出していただき、大変感動しました。
ちょうど城内大臣が近くのテーブルで昼食会談をされていましたので、お会いすることができました。
この日は、その他、スー・ラインズ上院議長、国民党、緑の党との意見交換も行いました。
夜は、パースに移動。キャンベラからパースは国内ですが飛行機で所要4時間、時差も2時間あります。








オーストラリア政府招請による超党派代表団による訪問の最終日は、西オーストラリア州パース。オーストラリア海軍が次期フリーゲート艦として採用を決定している海上自衛隊護衛艦「もがみ」型を4艦目以降について建造を行う予定のヘンダーソン造船所とそれを担う企業であるAUSTALを訪問。日の丸も掲げて歓迎をしていただきました。
この地区に連邦政府が新拠点を整備して建造が行われる予定。オーストラリアの国境警備隊が使用する船舶等の建造現場も視察させてもらいましたが、いずれにしても案件の性質上、詳細を投稿することができませんが、まさに日豪の防衛協力のシンボル的な取組であり、大変有意義でした。
日本企業も含めたサプライチェーンのあり方や、関与するスタッフのセキュリティクリアランスの考え方なども意見交換。
西オーストラリアは、まさに日本への鉄鉱石・石炭の輸出の一大拠点であり、LNGや重要鉱物に関する日本企業によるプロジェクトが集積している我が国にとって極めて重要な地域。
西オーストラリア州議会の上院・下院の両議長との昼食会に続き、州議会の超党派の日本友好議員グループとの意見交換、開発や経済政策を担う州大臣、前パース市長で現在は州議会野党党首、などと意見交換。
州大臣との意見交換では、日本の商社(双日)とJOGNEC(エネルギー・金属鉱物資源機構)によるこの地域の企業への出資により、ある重要鉱物の中国依存度が低下したことなどから、更にこのような取組を進めていくためのJOGNECへの期待などについて意見を聞きました。その後州議会を見学。
夕方は、鉄鉱石・LNG・石炭・重要鉱物等に現地で取り組む日本企業の皆様と意見交換を行いました。60年近くに及ぶ取組の変遷、中国の影響力など極めて有意義なお話を伺うことができました。
その後、深夜便で帰国の途に。
今回は、オーストラリア政府の御配意により、安倍元総理の慰霊碑での献花をはじめ、私が強い関心を持っている、重要鉱物やエネルギー安全保障、防衛産業、インテリジェンス、AIなどの分野について、改めて日豪協力の深化に向けた多くの学びを得た訪問でした。また、対中国との関係において、日本とオーストラリアのおかれている位置づけについて、似ている点も違っている点も様々聞くことができ、これも大変有意義でした。
今後の日豪協力や我が国の政策への反映のため、しっかり取り組んでいきたいと思います。




21日、オーストラリアからの帰国後、橋爪志摩市長を筆頭に「志摩市いきいき海岸創成推進協議会」として、三重外湾漁業協同組合志摩地区、三重県建設業協会志摩支部のみなさんが、志摩市の海岸堤防等の整備促進の要望でお越しくださいました。
南海トラフ巨大地震の新たな想定で津波到達時刻が早まった上に、避難困難地域も拡大し、当時より高齢化率が高まったことなどを踏まえ、逃げるための時間を少しでも長くするためにも、堤防の強靭化が不可欠です。しっかり取り組んでまいります。
この日は、そのほか、来年度予算の概算要求に向けた省庁からの説明や異動ご挨拶を受けたりしました。