Activity

活動報告

2025年7月27日~8月2日 活動報告|すずき英敬

2025.08.12

27日、街頭活動と伊勢市・志摩市で地元活動

27日、街頭活動と伊勢市・志摩市でご挨拶まわり。夕方は、名古屋で武蔵川部屋千秋楽パーティに。ご挨拶回りの中で、引き続き自民党への厳しいお声を賜ります。私も含め1人1人がしっかり受け止め、反省をしながら自民党を変えるため努力をしなければなりません。石破総理の責任の取り方については、「総理大臣を国民が直接選べない以上、その人を支持するかしないかの唯一の判断が選挙です。」として選挙の審判を重く受け止め判断すべきとおっしゃる方もあり、同様のご意見も賜ります。いずれにしましても、本日の両院議員懇談会において、参院選の総括、自民党の再生に向けて、しっかり議論したいと思います。

朝一は中川正美県議とともに街頭活動。参院選の振り返りやこれからの自民党について述べました。

ご挨拶回りの中では、ガソリン暫定税率を廃止した場合の現場のガソリンスタンドの混乱回避も念頭においた対応、様々な事情を抱える児童生徒に対する教員の現場の状況、人口減少対策、若者世代の所得向上のための取組、保育士配置基準の見直しなど多くのご意見をいただきました。政権の枠組みがどのようなものになるにせよ、しっかり取り組んでまいります。

志摩市の自民党阿児町支部(支部長:中嶋県議)の定期総会にも参加。国政報告もさせていただきました。現執行部の責任のあり方などご意見もいただきました。

ランチは、自宅近所の「とり源」でラーメンとチャーハン。懐かしい味で最高です。

名古屋場所が千秋楽を迎え、武蔵川部屋の千秋楽パーティーにお招きいただき、ご挨拶をさせていただきました。現在、三重県相撲連盟の最高顧問を仰せつかっておりますので、相撲界全体の発展にしっかり貢献していきたいということ、現在の親方(元横綱武蔵丸)の先代は元横綱三重ノ海で三重県松阪市出身であること、親方が現役時代からおまいりされていた「出世地蔵」(桜木地蔵尊)が伊勢市にあることなどご縁も述べ、今後もしっかり応援させていただきたいと申し上げました。まだ番付上位の力士はいませんが、今回も勝ち越し力士が増えましたので、今後に期待しています。

28日、両院議員懇談会に出席しました

28日、地元CBCテレビでもお馴染みのジャーナリスト・鈴木哲夫さんから、これからの自民党をテーマに、雑誌「経済界」のインタビューを受けました。

また、両院議員懇談会に出席しました。約240名の出席者のうち64名の議員が発言をしました。私からは2点発言しました。1つは、参院選の敗因のキーワードとして「保守」「経済」「若者」をあげ、改善のために、政策立案・発信の改革、それらを実施するための人材登用、そもそもの有権者の皆様とのコミュニケーションのあり方(「巻き込み力」など)について、今後行われる総括に活かしてほしいという趣旨を申し上げました。

2つ目は、これからの自民党について。今日自民党が置かれた厳しい状況は、私も含めて各議員に反省すべき点があります。したがって、とにもかくにも一人一人が謙虚に真摯に向き合い、しっかり自民党を変えるために汗をかいていく必要があります。

そして、石破総理だけが悪いと言っている議員は私も含めて誰もいません。しかし、その上で、組織としての結果責任についてはご判断をらいただきたいという趣旨を述べました。選挙の審判、つまり「結果」というものを重く受け止める必要がある、と。

また、「目標」には2つの性質のものがあり、1つは、実現可能性にかかわらず「こうありたい」と示す「野心的な目標」で、もう1つは、絶対に達成しなければならない目標、いわば「必達目標」。

今回の参院選は、その後者を掲げ組織として戦い、それが達成できなかったので、衆院選、都議選を含めて結果が出なかったことも含めて、組織としての結果責任を示し、自民党の再生の道をスタートしていなければならない、という趣旨を申し上げました。

今後は、署名活動を行った両院議員総会の開催に向けて取り組むとともに、早期に再生の道をスタートするためにも、8月中と示された参院選の総括についても、可能な限り速やかに行われることを求めていきたいと思います。

29日、マレーシアのザンブリー高等教育大臣と面会

津波警報発令により不安な日々を過ごされ、酷暑もあり疲労された方も多くいらっしゃったと思います。現時点で大きな被害はありませんが、引き続き注意報が発令されており、海に近づかず、自治体等からの情報に十分注意してください。地元での活動を停止して津波警報による情報収集にあたりました。実際の震災がない中での津波対応でしたので、避難や避難所運営などに課題もあったと自治体担当者からお聞きしています。日々防災対応を深化させていかねばなりません。

29日は、マレーシアのザンブリー高等教育大臣が来日されていましたので面会。5月にマレーシア訪問し、アンワル首相と面会した際にも同席されていました。半導体、AI、量子など最先端分野における日本との高等教育分野での協力を進めたいとおっしゃっていましたし、日本の高専システムにも注目している旨おっしゃっていました。

この日は、事務局次長をつとめる「新しい資本主義実行本部」役員会で司会。官製デフレから脱却するため、官公需、公定価格、公的制度の各種基準値見直しなどを5月に提言しましたので、政府の概算要求基準策定を控え、考え方を聞き取りました。メディアの方も多く頭撮りに来られていました。

提言を踏まえた従来にない概算要求基準を検討中とのことで、具体的な言及は然るべきタイミングまで控えますが、その基準を踏まえ、各省庁にはしっかり必要額を要求していただきたいですし、自治体も予算編成において取り組んでいただきたいと思います。

1日、臨時国会開会

1日、臨時国会開会。会期は5日間。天皇陛下のご臨席をあおぎ開会式。参議院議員として初登院された皆様も緊張感ある表情。応援等にお邪魔した方々と握手・挨拶。力を合わせて政治を前に進めていきたいと思います。

この日は、概算要求に向けた各省庁との意見交換、元在日アメリカ公使や在日シンガポール大使館の方々との面談、「CBCラジオふるさと便」や「DOW JONES読売新聞 Pro」の取材。

読売新聞は、日米関税交渉合意を踏まえた我が国の投資動向等に関するインタビューでした。

夜は、エネルギー関係企業との意見交換。

2日、カムチャッカ半島沖地震に伴う津波被害を受けた鳥羽市浦村町の現場視察

2日、先日のカムチャッカ半島沖地震に伴う津波被害を受けた鳥羽市浦村町の現場視察。山本さちこ農林水産大臣政務官にも、小泉大臣の指示を受けての公務として参加してもらい、水産庁の担当課長、県農林水産部長、小竹鳥羽市長など国・県・市で緊密に連携する形で視察を行いました。3年前のトンガ沖海底火山噴火に伴う潮位上昇による被害、昨年度は近年の中でも牡蠣のへい死が最も厳しい状況であったこと、更に資材費高騰などの中で、養殖業者の皆様にとって、ダブルパンチ、トリプルパンチの状況での今回の津波被害。復旧状況によっては今後の生産継続を断念する方が出かねないとの声もいただき、強い危機感を感じる視察でした。

約2000ある養殖筏のうち、372の筏が被害を受け、津波により筏がからみあったり、破損したりする状況。事業者数でみると、53事業者のうち、40事業者が被害を受ける状況。

まずは、10月から始まる来年度の牡蠣養殖の種付けに向けて、早急に復旧するための潜水ダイバー・重機レンタル・廃棄物処理などの復旧活動に関する費用や被害を受けた筏を復旧するための資材費補助などのご要望をいただきましたので、スピード感を持って、国・県・市が連携しながら取り組んでまいります。

また、中期的な今後の再発防止や被害軽減対策として、筏を固定する錨に替えて更に重量のあるコンクリートの方塊ブロックにするための支援などのご要望をいただきました。

その後は、鳥羽旅館組合・鳥羽観光協会の皆様から、同じくカムチャッカ半島沖地震に伴う津波警報発令により、鉄道が運休したことに伴い、鳥羽駅に滞留し交通手段がなく行き場を失った多くの観光客(外国人含む)を、緊急に誘導し、自身の旅館の車両を活用して鉄道が動いている駅まで移送するという対応を行っていただいたことの今後の課題等についてお聞きしました。

市役所は、住民の避難対応などに追われる中、情報発信も含め民間事業者も横断的に連携して取り組むべきものであり、そのための司令塔(ハワイには「エマージェンシーDMO」というものがあるとのこと)や連携体制構築、実効たらしめるための平時の訓練などの必要性について提起をいただきました。観光庁や国土交通省としっかり議論したいと思います。

ランチは、鳥羽磯部漁協直営食堂の「魚々味(ととみ)」で、山本さちこ参議院議員と。地元でとれた5種類のお造りが入った定食を。うまい。

その後、自民党三重県連役員会。参院選の総括について議論。携わった皆様による意見が19ページにおよぶ資料として提出されました。これまでも総括しっぱなしが多かったので、今回はそうあっては決してならず、改革を進めるための具体的アクションを行う会議体の設置を提案しました。

夕方は、玉城町、多気町丹生、多気町相可などでの夏祭りにお邪魔しました。通常の祭の準備に加えて、酷暑で参加者の熱中症予防にも気を使わねばならないなど、各実行委員会の皆様のご尽力に頭のさがる思いです。金魚すくいは、人生において、ほとんどすくえた記憶がありません。

一方で、人口減少でお祭りも減り、子供達がふるさとの思い出をつくる場面も残念ながら減っています。このようにふるさとの思い出を子供達に提供してくださっている皆様に感謝しながら、そして今後も応援をしていきたいと思います。

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