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活動報告2024.07.18
18日、玉城町を中心に地元活動。JA伊勢では、最近の管内農作物の状況をお聞きしました。生産者の皆様の努力の積み重ねで単価があがり好調な作物もありましたが、単価がよい作物でも国内主要産地が温暖化で不作となっていることが要因になっているケースもありましたし、温暖化で管内も不作となっている作物もありました。漁業もそうですが、気候変動が1次産業に与えている影響が極めて大きく、こういう状況の中で、国内の食料安全保障を確立し、持続可能でもうかる農業にしていかねばなりません。
企業へのご挨拶まわりでは、建築、米の生産・販売、農機具販売、ドローン関連など多くお邪魔しましたが、新規就農のハードルを下げ、作業の負担軽減のため、コンテナを活用して、遠隔から温度状況や生育状況を第三者が監視する仕組みも視察させていただき、シイタケの収穫もさせていただきました。
その後、知事時代からお世話になっていた企業が、先日玉城町にオープンしたオートモールを視察。明るい空間で、整備士の皆様の様子がお客様に見える工夫などがなされ、素晴らしかったですし、国内では東京以外で初めて導入された給電器もあり、そのパワーについてお聞きしました。
10年間にわたり、保護猫を育て、譲渡しながら猫たちの命を守ってきてくれた「保護ねこcafe ねこ達のいえ」にお邪魔しました。
ある一匹の猫ちゃんがすぐに私の足のところにすり寄ってきてくれて、スタッフの皆様によれば、普段そういうことをあまりしない猫ちゃんのようで、とても嬉しい気分になりました。
知事時代に動物愛護センター「あすまいる」を創設し、殺処分ゼロをかかげ、昨年三重県では達成しましたが、一方で、それは行政だけの力ではなく、このような民間の皆様の自前でやってくださっている活動による努力が大きく、今後の譲渡や保護活動してくださっている民間の皆様の支援や、海外との保護・譲渡にかかわる制度の違いも大きく、日本はまだまだ人間と動物の共生という観点でも遅れているようですので、この点もしっかり勉強していきたいと思います。