Activity

活動報告

2022年10月16日

2022.10.16

16日、紀北町での街頭活動と鳥羽市でのカキ養殖の新たな挑戦の視察。紀北町では、東県議、奥村町議とともに街頭で、物価高、防災・減災、水産振興、年金財政の安定等について演説。ランチは、喫茶「yaya」にてジャンボチキンカツ定食!めちゃボリューム&デミグラスソースが最高の一品。チキンも柔らかくジューシーでした。

鳥羽市では、山本さちこ参議院議員、野村県議とともに自民党鳥羽市支部報告会。その後は、カキ養殖の県内最大産地である浦村に。この7月にカキ業者12者が集まり設立された「浦村シーファーム」の取組を視察。

生産性向上、一括調達等によるコストダウン、労働者の負担大幅軽減を同時達成する仕組み。247台のカキ養殖筏を有し、これまで個々の業者で保有していた水揚げ作業用漁船を2隻に集約して燃料代をコストダウン。養殖用のロープや筏を組む材木なども一括購入しコストダウン。これまで最も労力がかかっていた成育したカキをばらして洗浄する作業をできる機械を共同購入し、生産性が1.5倍に。衛生面や力作業という観点からも大幅削減。各者が夫婦でやっていた作業を共同で行い、負担軽減と生産性向上で若者の入職を可能とする。

更に、この会社で、養殖ワカメを活用した「ブルーカーボン」のオフセット事業を検討しており、これが実現すれば、日本初になります。近年、海洋環境の変化によるカキのへい死、コロナでの需要減、燃料高、後継者不足、トンガ沖地震による津波被害など、「五重苦」がある中、漁村を守り、持続可能なカキ養殖を実現するため、新たな挑戦が始まりました。しっかり応援し、地域の水産業に希望の灯りをともしたいと思います。

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