12月25日、東京での公務最終日｜すずき英敬

25日、東京での公務最終日。来年度予算の閣議決定に先立ち、党内での了承プロセス。政調会長特別補佐として政調審議会に出席。一般会計総額は、今年度を7兆円余り上回る過去最大の122兆3100億円程度。先に成立した今年度補正予算に続いて、切れ目なく政策を実行し、強い経済を実現するためのメリハリが利いた高市政権が目指す方向性に沿った予算案となったと思います。

個別分野については折を見て投稿しますが、私が総務部会長として担当し、重点事項として大臣折衝も行っていただいた地方財政対策について、先に全体的なことを申し上げれば、自治体の一般財源総額が前年より３．７兆円増加し、６７．５兆円を確保することができました。

その中で、地方税収が伸びれば、地方交付税が減るというのがこれまで通常だったのですが、今回は、地方税収も２．６兆円プラス、地方交付税も１．２兆円プラスとなり、自治体が必要な行政サービスや対策を躊躇なく実施できるようにという配慮から、今までの例にあまりとらわれず、自治体の財源を確保することができました。

また、ガソリン暫定税率等で自治体にとって減収となる部分は特例交付金として全額国が補填することになりました。更に、自治体が発注する官公需においても、きちんと物価高を反映し、価格転嫁できるように０．６兆円増額。上下水道の老朽化対策や県立病院のための地方財政措置を拡充しました。

この日は、読売新聞金沢支局から、石川県が取り組む「レスキューシティ」について、防災公民連携推進議員連盟事務局長の立場で取材を受けました。その他、アジア生産性機構はじめ多くの方々との意見交換。

前日は、事務局長を務める外国人政策本部で司会・進行。来年1月中下旬のとりまとめに向けて、引き続き議論してまいります。

自民 外国人政策めぐり 出入国管理適正化など提言へ | NHKニュース | 出入国在留管理庁、不動産、マイナンバー https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10015012731000