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活動報告

4月11日、衆議院安全保障委員会で質問に立ちました|すずき英敬

2025.04.11

11日、衆議院安全保障委員会で質問に立ちました。最初に、中谷大臣に、トランプ政権による関税措置に関連し、日米の防衛産業協力のあり方について質問。
米国は、国防省の報告書にもあるとおり、艦船やミサイルのほか、半導体や重要鉱物も含め、防衛装備品の重要サプライチェーンの強靱化に苦慮しており、日本が有するものづくりの能力を活かすことにより、米国の防衛サプライチェーンを補完することが可能。

だからこそ、トランプ政権との関税に関する日米交渉においては、これまでの投資等の「経済的利益」の観点からのみ「日本の貢献」を主張するのではなく、防衛産業協力により、米国の安全保障環境の向上にも貢献してきているし、これからもできることをしっかりと主張し、多角的な視野で日米連携・日米同盟の重要性を示すべきで、中谷大臣も、政府における米国関税措置に関する対策本部の一員なので、しっかり取り組んでいただきたいと述べました。中谷大臣からも力強い答弁をいただきました。

また、中谷大臣がNATO事務総長との会談で、ウクライナ支援組織に日本が参加することを表明した際、「教訓を収集」とおっしゃった真意とその教訓を我が国防衛にどう活かすか、と問いました。

その他、我が国防衛力強化のためにはイノベーションが必要で、そのためのスタートアップや中小サプライヤーの適正な利益確保のための取組、今回新たに編成される海上自衛隊情報作戦集団、サイバー人材の確保、地元明野駐屯地はじめ自衛隊施設の強靭化・隊員の生活勤務環境の改善について質問しました。

朝一は、事務局長をつとめるデジタル社会推進本部のデータ戦略に関する幹部会。

夕方は、鳥羽磯部漁協の木下組合長と濱口常務が事務所に来てくれました。

国会では、安全保障委員会のほか、本会議、経済産業委員会にも出席。

夜は、三重県に戻り、山崎博県議のご依頼で四日市で「朝明経済クラブ」の皆様に講演。久しぶりにお会いする皆様もいて、とても楽しかったです。

写真は、10日の事務局長をつとめる高専小委員会で、仙台高専専攻科とモンゴル高専の卒業生で日本で働いてくれている方のプレゼン、米国の関税措置に関する総合対策本部のものも含まれます。

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