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活動報告2025.02.03
3日、事務局次長をつとめる「GXにおける天然ガスの高度利用とe-methane促進議員連盟」(めっちゃ長い名前)で、東京ガスの横浜テクノステーションの視察。e-メタンというのは、水素と二酸化炭素を原料として合成されたメタン。清掃工場などから排出された二酸化炭素を水素と合成するので、いわば「二酸化炭素のリサイクル」。ガスのカーボンニュートラルを進めていくための切り札となる技術と言われています。
横浜テクノステーションでは、実証事業と更に革新的な技術での合成を進める研究開発を行っています。中でも、合成する水素をつくるための水電解システムをいかにコスト低減できるかが重要なポイントで、その触媒にイリジウムという希少金属が使われるのですが、これらの供給が限られており高価なので、非イリジウムによる水電解システムができないかと、アメリカのスタートアップとも連携して取り組んでいました。世界の中でもどこかの国が優位に立っているという状況でもないので、これから日本も勝っていける分野です。これからも注目し、支援していきたいと思います。