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活動報告2025.01.06
6日、石破総理の伊勢神宮参拝に随行。総理参拝ではあまり経験のない雨とはなりましたが、6人の閣僚の皆様とともに厳粛に参拝いただきました。年頭会見も同席させていただきましたが、USスチールの件についても、「日本の産業界から懸念の声が上がっている。払拭する対応は、米国政府に強く求めたい」「なぜ安全保障の懸念があるのかについて、きちんと述べてもらわなければ、これから先の話にならない。いかに同盟関係であろうとも、これから先の関係において非常に重要だ」と述べられましたので、党内で、石破総理のご発言を踏まえた政府の対応を働きかけていきたいと思います。
参拝中の写真はありませんので、駅でのお見送りやお迎え時が中心となります。
この日は、伊勢商工会議所「新春御慶の会」、伊勢度会建設関連団体連絡協議会「新春互礼会」に出席し、皆様に旧年中の感謝と新年のご挨拶をさせていただきました。令和15年(2033年)の神宮式年遷宮に向けて、今年2月には来年からの「お木曳」に向けた「奉曳団結成式」、5月には「山口祭」と行事が本格化してまいりますので、その機会を活かした国内観光の再活性化などについて述べました。また、半島の強靭化に向けた半島振興法改正、予算倍増となった宇治山田港海岸の堤防整備について述べました。
朝一は、日本・パラオ外交樹立30周年を記念して伊勢市立小俣図書館で行われている「パラオの企画展」に。平成8年(1996年)に三重県とパラオは友好協定を締結したのですが、その契機となったのは、当時のパラオ共和国大統領で、パラオの独立を担った故クニオ・ナカムラ氏の実父が伊勢市大湊出身の船大工であったことでありますが、単にその事実や県の後押しというよりは、クニオ・ナカムラ氏ご自身やお姉さまやご家族、関係者が、伊勢の方々と様々な草の根の人間関係をしっかりつくっていただいたことが重要な基盤となっていたことがよくわかりました。
クニオ・ナカムラ氏の関係者が、パラオにおける独立、憲法制定など重要な役割を担ってこられたこともとてもよく理解でき、親日国であるパラオの歴史についても学ぶことができました。
県立水産高校の交流だけではなく、伊勢市の旧大湊小学校とパラオのコロール小学校が協定を締結し、交流をしていたことも鮮明に知ることができ、今は統合して「みなと小学校」になっていますが、先人の交流を学び、次世代が未来を手を携えて進むため、ぜひ交流を復活させてほしいと思います。