Activity

活動報告

2024年7月27日~8月2日

2024.08.05

27日、高校時代の同窓会、紀北町での「きほく燈籠祭」

27日の高校時代の同窓会、紀北町での「きほく燈籠祭」、26日のBS11「インサイドアウト」生出演について。生出演は、小林鷹之前・経済安全保障大臣とご一緒でした。自民党再生に向けた討論。小林鷹之さんが総裁選の関係で注目を浴びており、終了後、私も含めて報道陣の囲み取材を受けました。自民党が変わったと思っていただけるよう中堅・若手で率先して汗をかき、その大きなチャンスにできる総裁選にしたいと思います。

27日は、中学・高校時代の同窓会。約3年おきに実施しており、卒業して約30年が経ちますが、やっぱりいいですね。なつかしい話だけでなく、各自が頑張っている近況についても話に花を咲かせました。

世の中の変化が激しい中で、過ごした6年間という「変わらないもの」の大切さを実感しました。高校時代、この学年の生徒会長をつとめさせていただいていましたので、最後の〆の挨拶をさせてもらいました。

その後、みんなで母校を訪ねました。中学1年生の時からの担任で、それ以来本当にお世話になった石木先生、僕が所属していたソフトボール同好会の顧問である小林先生と写真を撮らせてもらいました。

その後、地元に向かい、紀北町にて、「きほく燈籠祭り」にお邪魔しました。テレビ番組で取り上げられたこともあり、年々県内外からの観覧者が急増しています。

澄んだ空気の中で美しく輝く花火の光、海上自爆をはじめとした空気も動かし大迫力の大音量、など本当に魅力的な花火です。毎年実行委員会の皆さまが巨大燈籠をつくります。今年も大成功!また、今回は、東豊県議の橋渡しで、オペラ歌手の鈴木慶江さんとのイリュージョンコラボ!素晴らしい幻想的な雰囲気になりました!今回の祭の開催にあたり、関係者の皆様のご努力に心から感謝と敬意を表します。

28日、鳥羽市・志摩市で地元活動

28日、鳥羽市・志摩市で地元活動。志摩市では、サーフィンの国際大会なども開かれる国府地区・志島地区の津波避難訓練。住民の方々だけでなく、地区外から来ているサーファーの方々にも参加していただく全国でも珍しい訓練です。
鳥羽市では、ボランティア連絡協議会によるイベントがありお邪魔し、挨拶させていただきました。福祉、地域活性化、防災などでご活躍いただいている皆様です。共助がなければ地域は成り立ちません。心からの敬意と感謝です。

その後は、南鳥羽へ。石鏡では漁師や海女の方々との意見交換。石鏡は海水温上昇が比較的ましで、海藻も収穫できており、またアワビ価格も一時期高まるなど、一定良い状況です。他県から漁師になりたいと来てくれた若者とも意見交換し、近年漁師になりたい人はいても、就労するための財政支援が減ってきていることについて意見をいただきました。しっかり財源確保に向けて取り組んでまいります。

ランチは、地元である河村鳥羽市議会議長の甥っ子さんが先日オープンした「鏡」で地元の海産物がふんだんに盛られた定食をいただきました!めちゃくちゃ美味しかったです。

ランチ後、バイクでツーリングしていた鈴鹿市の方々とも握手。石鏡の入り口にある明るい壁画前でもパチリ。以前地域おこし協力隊の方々がきれいに塗装してくれたそうです。

その後は、サン浦島、リゾートヒル豊浜など地域をリードする宿泊施設において、近年観光客のニーズの変化を敏感にとらまえてリニューアルされましたので、その視察でお邪魔しました。付加価値を高めるリニューアルばかりでとても期待がもてるものです。観光業界の更なる発展や従事者確保なども考えれば、適正な価格設定が重要ですので、更なる価格転嫁に向けてしっかり応援していきたいと思います。

また、「とこよの郷」では、ブルーベリースムージーをいただきまして、めちゃくちゃ美味しかったです。素晴らしい景色。また、昨日からの近隣における断水の影響やそもそもの水道施設整備等についてもお聞きしました。

29日、紀北町で地元活動

29日、紀北町で地元活動。企業へのご挨拶や団体等の皆様との意見交換。東県議、奥村町議とともに。水産物を運ぶ物流会社にお邪魔しました。トラックの運転席も初体験。とても視野が高いのですが、大きな車体の安全の責任感や緊張感も感じました。2024年問題、そもそもの水産業振興などについてご意見をいただきました。この会社は若い人たちが「美味しい魚を運びたい」と県内外から来てくれています。しっかり応援していきたいと思います。鶏卵を扱う企業では、飼料高騰や業界における事業承継について意見交換。

続いて、真鯛の養殖業に携わる水産関係者との意見交換。飼料高騰に対応した積立プラスやセーフティネット制度の在り方、高水温に強い養殖魚種の研究開発、製氷業の減少に伴う事業継続の在り方などたくさんの意見をいただきました。

ランチは、「カツ家」でヒレかつ定食。とってもやわらかくて、めちゃくちゃ美味しかったです。正午より少し早い時間でしたが、たくさんのお客さん。オリジナルドレッシングで食べられるキャベツもおかわりしました。

午後は、「奇跡の川」と言われ、本当にきれいな水質が自慢の銚子川の漁協や保全を行う皆様との意見交換。河川整備の在り方、駐車場やゴミ問題、銚子川を日本の宝として多くの方に体験していただくための取組など意見交換をし、現地も視察させていただきました。子供達が小さい時に遊んだことがあるので、私もとても思い入れがあります。

また、知事時代も現在も尽力させていただき、地元の悲願で今回配備された水害に備えての排水ポンプ車について、操作訓練を、国交省、県、地元建設業協会の皆様による操作訓練が行われるところでしたので、ご挨拶と視察をさせていただきました。

30日、モンゴル出張①

7月30日~8月1日、モンゴル出張。2回にわたり投稿したいと思います。実質1日半ではありましたが、大変充実した出張でした。今回の主目的は、日本の「高専」の教育システムが世界で初めて輸出されたモンゴルにおいて、今年でその取組から10年の節目を迎えたことから、自民党高専小員会事務局長として式典や視察参加でありましたが、大連立による新政権発足直後の日本国会議員による初訪問でしたので、主要閣僚とも面会し、極めて有意義でした。
現在、モンゴルの高専(KOSEN)は、首都ウランバートルに3校あり、その生徒数は約1200人。昨年地方に3校開校。いずれも日本の多くの高専と連携しています。日本の大企業だけでなく、中小企業にもインターンを実施。卒業生の進路は、30%がモンゴル企業就職、21%が日本企業就職、25%モンゴルの大学に進学、15%が日本の大学に進学。モンゴルだけでなく、日本のものづくりで活躍するもエンジニアを育成しています。

また、日本で開催される高専のコンテストにも出て優秀な成績をおさめています。写真が見にくいかもですが、その時の順位が出ていて、地元鳥羽商船高専が2位です。

実際に夏休みで日本語授業のサマースクールに参加していた学生や教員と話しましたが、日本語も極めて上手で、しかもものづくりや経済発展への貢献への高い志に感動しました。

他方、今後の課題としても、教員の人材確保、カリキュラムの充実、使用する機械や設備の充実、日本の高専で使用している専門科目の教科書のモンゴル語への翻訳、日本でのインターンシップ先の増加などもありましたので、日本としても支援していかねばなりません。またそれらの財源となる円借款の延長などもしていく必要がありますので、政府への働きかけもしていきたいと思います。

モンゴルにおける高専の初代校長ガンバヤル氏は、「アジアの未来は高専にある」とおっしゃったそうです。日本が誇る教育システムを活かし、アジアの未来にしっかり貢献していきたいと改めて意を強くしました。

また、モンゴルでの高専導入を決めた時の教育大臣であったガントゥムル第1副首相兼経済開発大臣との懇談もあり、ご自身もモンゴルの民主化直後に仙台高専に留学し、その後長岡高専でも学ばれていましたので、高専に対する熱い思いをお聞き出来ました。

また、インフラ整備や都市計画、渋滞解消、エネルギー開発などモンゴルの更なる発展のための方策や日本からの支援についても意見交換をしました。

ちなみに、第1副首相の年齢は私の1つ上で、同席された事務次官も43歳でした。全く同じようには比較できないものの、次回投稿にも書きますが、首相が43歳であり、モンゴルの政治や行政のリーダーの年齢が若く、私と同世代が多かったことにも大変刺激を受けました。

31日、モンゴル出張②

モンゴル出張②。シベリア抑留から日本に帰れずモンゴルで亡くなられた方々を慰霊する「日本人死亡者慰霊碑」で献花。2013年には安倍元総理もお越しになられました。故郷や家族を思い祖国に戻れず悔しい思いをされた御霊に対し、哀悼の誠を捧げました。厚労省の遺骨収集事業で整備されましたが、展示スペースを含め老朽化等が目立ちます。厚労省はじめ政府において、御霊への思いをはせ、しっかり整備していただくよう働きかけていきたいと思います。2007年には、皇太子時代に天皇陛下が来訪されました。

バトツェツェグ外務大臣との面会。翌日にブリンケン米国務長官がモンゴル入りする大変多忙の中、時間をとっていただきました。モンゴルは、2012年の日朝協議、2014年の横田滋さんご夫妻とめぐみさんの娘であるウンギョンさんとの面会が行われたり、駐日大使等で活躍された日本スクールの人材を駐北朝鮮大使にあてるなど、拉致問題の即時解決に向けて協力をしてくれていますので、外務大臣との会談において、我々からも今後更なる協力を要請しました。

日本を「第三の隣国」、つまり、彼らの隣国はロシアと中国だけですが、それに次ぐ隣国として、また普遍的価値を共有する重要なパートナーとして、今後も議員外交含め更なる連携をしていくことを確認しました。この外務大臣も私の1つ上の年齢です。

昨日の投稿で書きましたとおり、今回の主目的は高専の関係でしたので、ナランバヤル教育大臣とも面談。ナランバヤル大臣も日本への留学経験があり、極めて流暢な日本語でお話をいただきました。ご自身が校長先生をされていたこともあり、現場の実態に基づいた、日本との教育面での連携について大変熱く語ってくださいました。巻物をいただきましたが、この縦書きは、モンゴルの伝統的な文字で、社会主義時代はこれを使うことが禁止されていましたが、1990年の民主化以降、復活の動きが出て、今も伝統を守る観点から活用されているとのこと。この教育大臣は、私の2つ下の年齢で、同席した事務次官は45歳高等教育局長は40歳でした。

井川原駐モンゴル大使との昼食会では、モンゴルは鉱物資源が豊富にあり、その輸出に頼る経済であるが、それらは資源のまま輸出しており、もっと付加価値をつけるための工業化を進めていくことをモンゴルは重視していることや、ロシアから電気や石油を輸入している状態を改善してエネルギー自給を高めていくことをモンゴルが目指していることなど、日本がこれからも貢献できそうな多くの分野についてお話を伺いました。

今回のモンゴル訪問では、改めてモンゴルが極めて親日であり、鉱物資源が豊富なことや高専をはじめとした日本との人材交流が盛んであることなどとともに、ロシアと中国に挟まれている地政学的観点、普遍的価値の共有、北朝鮮との関係など、極めて重要な国であることを改めて認識できました。今後更に議員外交での交流を深化させていきたいと思います。

2日、鳥羽市内で地元活動

2日、鳥羽市内で地元活動。特に、今回は、鳥羽市内にある四つの離島、坂手島、菅島、神島、答志島にそれぞれお邪魔し、ミニ集会やご挨拶まわり。市内では、鳥羽商船高専にもお邪魔し、ちょうど前日まで訪問していたモンゴルの高専の話も含めて意見交換。市内企業では、人手不足における外国人の受け入れ等について意見交換。
離島では、各島の状況に応じて、水産振興、医療提供体制、空き家対策、保育所・小学校、買い物支援、港のインフラ整備などをお話させていただきました!

菅島のアワビとサザエ、神島のタコ飯、答志島のちりめん、答志島和具のセリに出ていた鰆、など、離島の魅力たっぷりの海産物の写真も。

若い漁師が定着し、子どもも増えてきた地域もありますので、今までの離島振興より、さらにきめ細かく、国・県・市が連携して、持続可能なまちづくりに向けた政策展開が必要だと改めて感じました。

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