2010.11.30
こんにちは!すずき英敬です。
昨日は、鹿児島大学の奥健一郎先生のお話を聞く機会がありました。
とっても勇気づけられる、
とっても気合の入る、
とっても身の引き締まる、
そんな話でしたので、ご紹介したいと思います!!
<プロフィール>
1967年宮崎県生まれ。
早稲田大学卒業後、大蔵省(現・財務省)入省。
国際金融業務等に従事。
大蔵省在職中、国連世界銀行奨学金取得、
ミシガン大学大学院留学。
オランダ・ライデン大学EUROプログラム修了。
米国フロリダ州ペンサコーラ市名誉市民。
(財)日本エネルギー経済研究所統括本部研究員として
エネルギーとリサイクルの問題ににも従事。
(財)天風会(中村天風財団)理事・事務局長、
英国クランフィールド大学主任研究員、
(株)QAD.Japan.Inc.顧問(ナスダック上場米国IT企業)
(株)オンストリーム・メディア・ジャパン常任顧問(ナスダック上場米国IT企業)、米国CSISイナモリ・フェロー等を歴任。
現在、国立大学法人鹿児島大学・稲盛アカデミー専任教授、兼人間教育部門長
松下政経塾20期生。
という経歴の方なのですが、自己紹介では、
・都城の「鶴乃家」ラーメンの長男
・2年浪人、1年留年
・留学から帰ってきて、役所の体質に、本気で自殺を試みた。寸前でとどまった。
・松下政経塾に官僚出身初で入った。
・新党設立を考えたこともあったが、毎日新聞にすっぱ抜かれてつぶされてしまった。
・失望感からIT企業で大いに遊びもした。
といういろんな挫折や辛いこともあったようです。
以下、お話の概要です。めちゃめちゃ勉強になりました!!
〇マネジメントとリーダーシップは全く違う。リーダーとdictator(独裁者)も違う。
〇バカになりきる、狂うことが大切。でないと、世の中を変えることはできない。
〇ビジョンが最も大切。自分の地域を、自分の国をどうしたいのか。
〇やりたいと言う人たちが一緒になって「うねり」になり、
新しい勢力になっていくと、既存の勢力がそれを見て、
「ああ、ああいう生き方があるのか」と思う。これがないと変わらない。
政治だけでは変わらない。制度や法律を変えただけでは、
日本はバラ色にならない。
龍馬プロジェクトはその「うねり」の先導役にならなければならない。
政治だけを変えようとしても、上にいけばいくほど、しがらみが待っている。
それにより、庶民から感覚が離れていく。それの繰り返し。
それをどう断ち切っていくか。
〇一人間として評価されて初めて、上に立てる。バッジの力ではない。
市民の方々と気持ちを共有して、まず人間にならないとダメ。
〇「変化」の時代ではなく、そんな生易しいものではなく、「断絶」の時代。
〇歴史を学ばなければならない。事実ではなく、彼らの「人間」を学んでほしい。
〇何事にも基本がある。それがあるから応用ができる。
応用とは人生で言えば、自己実現。これをやろうと思ったら基本がある。
政治だけが特別ではない。生き方にも基本がある。
それを無視して政治をやろうとしたって無理。
「普段から策略ばかりやっている人は、
いざというときに立派な策略ができない。
普段から人間として素晴らしい生き方をしている人が
いざという時に立派な策略ができる」(西郷隆盛)。
〇一人の政治家である前に、一人の人間として立派にならなければならない。
〇「ビジョン」と「計画(プランニング)」は全然違う。これを混同している政治家が 多い。みんなマニフェストを見て投票した人はいない。人はビジョンに動かされる。
〇「リーダーシップ」=ビジョンに基づいて、方向を設定する。人々を整列させる。モ チベーションを高揚させていく。
〇ビジョンの条件
・誰でもイメージをしやすいということが第1条件。
・実際にその人たちの利益になること。これがないと人は動かない。韓非子「人間とい うのは利益と見たら動く」。これが第2条件。
・一緒に頑張ればできるなあという実現可能なものということが第3条件。
・いろんな考えを許容できる柔軟性があること第4条件。
・5分間でしゃべれるものであることが第5条件。
〇組織の変革には「セオリー」がある。8段階ある。
ビジョンや戦略は第3段階。ここからやっても失敗する。
今までの総理大臣も知らない。 変革の第1段階は「危機意識」を高めること。
これがなければスタートしない。これとビジョン・戦略をセットにする。
〇発想するときは楽観的
⇒計画するときは悲観的(こういうときに役人みたいな頭のいいやつを持ってくる)
⇒実行するときは楽観的
〇政治の枠から飛び出て市民の中に飛び込む。それで初めて政治家として尊敬される
〇「考え方」「人間観」「人生観」が方向を決する。
人の何倍も努力をしたからといって報われるわけでもなく、
人の何倍も才能があるからといって報われるわけでもない。
必ず「因果応報」がある。
方向間違えずに、遅い歩みでも進めば、必ず到達する。
〇「無私の精神」(西郷南州翁訓で最初に言われていること)。
確かに欲は捨てられないけれども、
利他・愛などの精神的欲望は炎のように燃やせば、
物欲、名誉欲などの物質的欲望は自然と消えていく。