2009.12.20
昨日、温暖化対策の新しい国際枠組みを話し合う
国連の気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)が閉幕しました。
今回は、2012年までの京都議定書の続きの枠組みを決めることが
会議の使命でしたが、先進国と途上国の反対により、
結局決めることができませんでした。
今回は、
・世界の気温上昇を科学的な見地から2度以内に抑制
・先進国は京都議定書よりも排出削減を強化。1月31日までに目標を提示
・途上国は1月31日までに排出抑制計画を提示。技術・資金支援を得た場合には国際的に監視
・先進国は10~12年に総額300億ドルの途上国支援。20年までに年1000億ドルの拠出を目指す
・技術移転を促す枠組みを構築
という「コペンハーゲン合意」に「留意する」というのが最後の決定でした。
今回の結果は確かに、次への道筋をつけることができなかったし、
中国などの主要排出国を巻き込むことの壁が露呈したし、
「留意する」という表現自体が弱いし、
交渉場面において日本政府のイニシアティブが全く発揮されず、
「25%削減」と最初に宣誓した日本政府の戦略は全く功を奏することはなかった、
などなど、はっきり言って、成果がきわめて少ない会議であったのは事実です。
しかし、私が思うには、
温暖化問題のような地球レベルで取り組むべきこと、
また、日本の中が、日本の国益のために、
一致団結してと取り組まなければならないことは、
与党か野党などか関係なく、みんなで知恵だしをする必要があると思います。
自民党は、民主党の失点だと言って、
文句ばかり言うのではなく、
具体的にこの交渉を進めていくための知恵だしと汗かきをしていくことが必要です。
その意味で、
私は与野党の本当に知見者のプロジェクトチームを作り、
本当の国益のため、
つまり環境に対する先進国としての旗を上げつつ、
経済成長も阻害しない対策を、
与野党で、政局利害を乗り越えて、考えていくべきだと思います。
「国会」として真剣に取り組むべきだと思います。
与野党の連合チームで、海外と交渉し、
日本は一枚岩だと見せつけることで、
パワーにしてく必要があると思います。
政局で争ってはいけない課題がたくさんあります。
そこを真摯にとらえるのが、私達野党の姿勢です。
日米欧に新興・途上国を加えた28カ国が合意をまとめた。COP15の全体会合は全会一致が原則。中南米諸国の一部が反対したため、合意そのものの採択を見送り、「合意に留意する」との文書を採択して決着した。
合意に拘束力はない。ただ合意を支持する国・地域はリストに登録することになっており、実際に登録した国・地域にはある程度の効力を持ちそうだ。(