2009.09.30
選挙期間中から、私が大半の集会でお話をさせていただいていた、
子宮けいがんの予防ワクチンが、やっと国内で承認されることになりました。
子宮けいがんは、国内で年間1万人以上が発症し、約3500人の女性が死亡しており、
女性の中で、乳がんに次いで罹患率が2番目のがんです。
しかも、30代後半から40代に多く、
最近は性交渉の低年齢化などが影響し、
20~30代の若い患者が増えているそうです。
頸がんはヒトパピローマというウイルス(HPV)が原因で、
感染前のワクチン接種によって、頸がんの原因の約7割を占めるHPVの感染予防ができます。
今まではその事前予防の策がなく、
定期検診で早期発見するしかありませんでした。
それを推し進めるため、麻生内閣最後の補正予算で、
20歳、25歳、30歳、35歳、40歳の
定期検診を無料化する施策を行いました。
これまではこの方法しかなかった。
しかし、やっと道が開かれたのです。
子宮けいがんは、ワクチンによる予防手段があるため「予防できる唯一のがん」と言われ、
12歳の女児全員が接種すれば、頸がんにかかる人を73・1%減、死亡者も73・2%減との推計もあります。
ワクチンについて日本は後進国でした。
2006年6月に米国で初めて承認されて以降、
欧米、豪州、カナダなど世界100カ国以上で使われています。
そして、多くの国で、12歳を中心に9~14歳で、学校や医療機関で接種。
しかし、大事なことはそのワクチン接種のための費用です。
ワクチンは3回の接種が必要で、
全額自己負担だと3~4万円かかると言われています。
ちなみに、欧州や豪州、カナダなど26カ国では全額公費負担または補助が行われており、
接種率が9割に上る国もあるそうです。
予算にはメリハリが必要です。
無駄は徹底的に削減するべき。
しかし、人の命を守ることに優先するものはないと思います。
予防できる唯一のがんなのですから、
思い切った公費補助が必要です。